かたゞゝぶぎやうにつきて申といえども中間
一人ばかりあひぐしてわうじやくのありさまた
るゆへに是非げざんにいるゝぶぎやうなかりし
あひだ神明の御加護ならずよりほかは申
たつすべしともおぼえざりしほどに又
八幡にまいりて一心にきせいをいたし同十月三日
時の御恩ぶぎやう秋田のじやうのすけ殿泰盛
の御まへにてていちう申事
肥後国御家人たけさきの五郎ひやうゑ季長申
あげ候去年十月廿日囹うこ合戦の時はこざきの
つにあひむかひ候しところに賊徒はかたに□□
□とうけ給はり候しをもてはかたにはせむかひ候し
に日の大将太宰の小弐三郎ざゑもんかげすけはかたの
□□はまをあひかため□□