絵巻詞書集

  小野雪見御幸絵巻
第四段

第三段→ 


次日、院より御使まいりて、こゝろぐるしくおもひやり
まつらせつるに、うちいでなどこそ、用意をばしましけ(る)
とて、美乃国にしかるべき所の 券、たてまつらせ給けり。
【読み下し】
次の日、院より御使ひ参りて、心苦しく思ひ遣り
まつらせつるに、打出などこそ、用意をばしましけ(る)
とて、美乃国に然るべき所の券、奉らせ給ひけり。

【奥書】
土佐古将監筆
慶安四年七月三日探幽斎