音読・義経地獄破り
Narration: Yoshitsune's Invasion of Hell
朗読: 楊 暁捷、 宮腰 直人
| チェスター・ビーティー・ライブラリィ蔵の絵本『義経地獄破り』は、室町時代から語り継がれた痛快無類で奇想天外な物語である。 源平合戦の英雄である源義経は、地獄に堕ちても格別な存在だった。武蔵坊弁慶はじめ、昔率いた錚々たる兵たちに慕われ、従がわれ、かれの号令一つで地獄だって暴れまわる。相手は三途の川の姥であろうと、大江山に住む酒典童子であろうと止められるものではない。しかも娑婆の世界にて命を掛けて戦った平家の大将たちまで恩讐を忘れ参戦し、百三十六の地獄はあっけなく義経の支配となり、地獄の一つひとつは兵たちへの恩賞と化してしまった。物語の結末は、いうまでもなく阿弥陀仏から救済の手が伸べられ、義経以下全員、めでたく極楽浄土に往生する。 ここに『義経地獄破り』上下二冊、約一万五百字の本文と、それの現代語訳を朗読する。なお、現代語訳の底本は『義経地獄破り』(勉誠出版、2005年)の関連部分を用い、朗読はその訳を施した著者宮腰直人さんが担当した。録音収録は立教大学メディアセンターにて行われた。どうぞご意見、ご指摘をお寄せください。 |
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